NPO法人さぬきっずコムシアターの百々祐子(どどゆうこ)さんをお迎えして全体交流会を開催しました
今年はたかまつファミリー・サポート・センターが開設されて10周年となります。
10周年の今年は、いつもと少し趣向を変えて参加者一人一人が主役となり、自由に発想、表現して一つの作品を作り上げようという、参加型の全体交流会を開催しました。
テーマは 『空想の町を作ろう』
段ボールに道を描き、たくさんつなぎ合わせて空想の地図を作ります。地図には空き箱や廃材を使って建物、乗り物、動物、自然を作り、町を完成させます。自分が作った地図を他の人が作った地図とつなぎ合わせて大きな町が完成となります!
最初に、百々さんから制作手順、遊び方、道具の使い方等の説明を受けます。
どの子も目がキラキラ、真剣にお話を聞いていますよ
どのような町を作ろうか考えているのでしょうね……
ワクワクしますね~
まず、段ボール箱を開いてマジックで道を描きます。道の周りの建物はクレヨンで描いたりお菓子の空き箱、プリン、ヨーグルト、豆腐の空容器、トイレットペーパーの芯、ラップの芯、木片、色画用紙、色紙を使い自分の作りたいものを作成し貼りつけます。
木片をうまく組み合わせて家を作り、自宅とご近所を再現している子。空き箱を組み合わせて上手にキリンを作った子。道は通学路で、学校と自宅を両端に作り、その間にアイスクリームの空箱を使ってアイスの森を作り「学校から帰りにアイスが食べ放題で嬉しい~」と言っていた子。道の周りに見覚えのあるマークのスーパーを作り、大きなため池を描き(さすがさぬっき子)本当の町のように作った子。コインパーキングを作り、空き箱で車を作り駐車させていた子。何本か釘が刺さっている木片を、電力を放出させている家と表現した子。空き箱で三階建ての家を作り、道には三角形の木片を組み合わたクレーン車を停め、工事しているんだよ~と教えてくれる子。
どの子も発想が豊かです!!
今回は参加者全員が主役ですから大人も制作に参加して楽しんでいただきました。
最初は子どもにまかせきりだったお父さんやお母さんですが、いつの間にか子どもの事は、二の次で、ご自分の作りたいものを一生懸命に作っていました百々さんも「今日は大人も童心にかえって遊んでくださいね!」と言われていましたが、皆さん、お子さんに負けないくらい目が輝いて真剣に取り組んでいました
色画用紙で三角屋根の山小屋風住居を作ったお母さん。
お菓子の空き箱を上手に切り抜きDIY道具を作ったお母さん。
子どもが作ったものをひたすら貼り続けたお母さん。
小さい女の子が上手に出来ない細かい作業をずーっと手伝っていたお父さん。
子どもの様子を温かく見守り続けたお父さん、お母さんもたくさんいましたね。
みなさん、一生懸命に取り組んで下さって嬉しくなりました
自分が作った町が出来上がり大きな町につなげようとしたのですが、皆さん時間ギリギリまで制作されていたのでつなげる事が出来ずにタイムオーバー!!
残念ながら大きな町には発展できませんでしたが、空想を広げ想像して作り上げた、小さなオンリーワンの町がたくさん完成しましたよ
最後に参加者全員で集合写真を撮りました。皆さん達成感一杯のいい笑顔です(^u^)
最後に、廃材を利用した制作活動、制作物を使っての楽しいあそびを提供して下さった、百々祐子さんにお礼を言い、全員で片づけをして終了となりました。
今年は23組の家族、60名の方が参加して下さいました。お暑い中お集まりいただいてありがとうございました。
毎年ファミサポの全体交流会は、案内状が届くとすぐに申し込みの電話が入り始め、10日後くらいには定員いっぱいとなりキャンセル待ちが出ます。
今年も何組ものご家族がキャンセル待ちで参加できない状態でした。申し訳ございませんでした。
これに懲りずに来年もまた申し込みをお待ちしております。
(matsumoto)