アンガーマネジメントについて学びました!

ファミサポスキルアップ講座 「アンガーマネジメント研修」のご報告

最近よく耳にする「アンガーマネジメント」。

第1回スキルアップ講座では、一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会 ファシリテーターの谷川由紀さんを講師にお迎えして、「怒り」「イライラ」を上手にコントロールし、怒りと上手に付き合うための心理テクニックを学びました。

イラッとすること。

どうしても許せない事。

ついつい感情的に怒ってしまい、後で後悔すること。

毎日の生活の中で怒りが湧いた時、アンガーマネジメントをどう活かせば良いか、講座のポイントをご紹介します。

①怒りの感情から6秒間をやり過ごす。

 怒りの感情のピークは長くて6秒。6秒間やり過ごすことで落ち着きを取り戻し、冷静に対処できるようになるそうです。6秒数を数えたり、指で手のひらに頭にきていることを書いてみましょう。売り言葉に買い言葉で取り返しがつかなくなる前に、まずは6秒。

②イライラ・怒りをレベル化して客観視。

 まあいいかと流せる程度の軽い怒りから、人生最大の怒りまで怒りのレベルは様々です。イラッときたら、その怒りに0~10点の点数をつけてみましょう。冷静に状況を客観視することで怒る必要性の有無が判断できます。

③思考をコントロール・心の器を大きくする。

 「~すべき」という自分と相手の価値観の違いに気づき、「少し違うが許せる」という許容範囲を広げると怒る必要のない所での怒りが少なくなり、自分の機嫌や都合で怒ることもなくなります。心の器(許容範囲)を大きくしましょう。

④NGワード。

「いつも」「必ず」「絶対」「前にも言ったけど」「何度目だと思っているの」「なんで?」

決めつけを生む強い言葉や、過去のことまで言及するのは相手に不信感を抱かせます。「なんで?」は相手を責める言葉。責められると、相手は追い詰められ逆効果です。

 

平日開催でしたが、37名の方に参加して頂き、有意義な学びの時間を共有できました。

~参加者のアンケートより~

〇とても役に立った。子どもの怒りのコントロールの仕方が分かった。他人を変えられないのは分かっているつもりだったが、自分がどう行動するのかがわかり実践してみようと思った。

〇自分の思考の傾向がわかり良かった。怒りをコントロールできるトレーニング法・今日学んだ事をこれから実践していきたい。

〇自分の生活に当てはめて話を聞くことができ、イメージし易かった。

〇怒りをコントロールするというのは難しいのではないかと思ったが、聞いているうちにこれなら実践できるのではないかと思うことが沢山あった。とても参考になった。

〇今後の人生に活かし、楽しく過ごしたい。6秒、NGを心に置いて。

 

今回の講座で、「怒らなくなること」を目的とするのではなく、「怒る必要性のあることに対して上手に怒ることができるようにする。」という所が目からウロコでした。今回は入門編でしたので、次回続編を企画できればないいなと思っています。

(azuma)

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