「発達障害の理解と対応について」学びました
令和6年10月31日(木)たかまつミライエ6階にて、言語聴覚士であり相談支援員としてのご経験も豊かな、香川県発達障害者支援センター「アルプスかがわ」センター長の 新井隆俊先生を講師としてお招きし、「発達障害の理解と対応について」学びました。
周りの大人が「困ったな」と感じる子どもの行動にはそうせざるを得ない理由があり、決してわざと大人を困らせようとしているのではないこと。そうせざるを得ない理由には子どもの困り感があり、それを理解することが大切だそうです。
【発達特性による4つの困り感】
・刺激に翻弄される困り感・・・日常的に¨失敗¨が多い・自分を肯定できない
・認知や記憶の困り感・・・簡単なことが習得できない・自尊心が著しく低下する
・想像力の困り感・・・¨分からない¨ことを理解してもらえない
・感覚の困り感・・・日常的に¨つらさ¨がある・暮らすだけで疲れ果てる
目標を達成する(例:宿題を最後まで終わらせるなど)ためには、大人の励ましやヒントなどの手助けにより、スモールステップで行動を実現化する方法があり、怒らずに、ほめることや認めてあげることが効果的であるということも学びました。
子どもの積極性をつぶさないように、子どもが何かしていることに関心を持ち、子どもへのリスペクトを忘れないこと。子どもも頑張っているという視点をもつことが大事です。「子どもをほめるか叱るかは大人のセンス」という先生の言葉が心に残りました。
(azuma)