DV防止&アフターケア研修会に参加しました
「 DV被害者アフターケア事業の取り組み ~さんかくナビの活動~ 」
8月30日、高松市男女共同参画センターにて、岡山市のNPO法人 さんかくナビ理事長 貝原己代子さんのお話を伺いました。
NPO法人 さんかくナビは、2004年6月に女性の自立と支援を目的に発足し、その後、DV被害者の支援に力を注ぎ、現在、民間シェルター運営、DV被害者へのサポート活動、DV休日電話相談、その他啓発活動や政策提言など、幅広い活動を展開されている団体です。
被害者の方は、保護されてからも、健康の問題 ・ 住宅の問題 ・ 経済的な安定 ・ 家族との人間関係の再構築 ・ 子どもの安心できる環境の確保 ・ 二次被害の回避 などたくさんの問題を抱えておられるそうです。
被害女性のサポートだけでなく、子どものサポートも行っており、心の支援・学習支援などを通して、子どもの今の現状を受け止め、長い人生の中の一瞬でも「自分が大切にされた」と思えるような係わりを持たれています。
皆が、DVについて正しい理解をして、被害者にも加害者にもならない、お互いを尊重しあえる関係が作ることが大切だそうです。
今、大変な思いをしている多くの女性や子どもたちが、いきいきと安心して暮らせるようになることを願います。(AZU)