考える映画を観て
秋の夜長、
話題の映画を観てきました。
病院での取り違えを題材にした家族の苦悩や葛藤を描いたドラマです。
流れる風景と挿入曲の静かなピアノの音。
登場人物の表情と微妙な間からしか読み取れない気持ちの変化・・・。
固唾をのんで見守る作業は、ただひたすら考える課題となり、
エンドロール後も続くことに・・・。
館を出た後、雄弁に語り合うたくさんの観客の姿に触発され、
我が家も『血縁か、一緒に過ごす時間か』について語り合う事2時間。
掘って掘って辿り着いた気づきは、『子どものパーソナリティーは、環境の中で、時間をかけて形成されるということ』
そして、『親だけでなく、先生、近所の人、愛情をかけてくれる周りの人がいて、子どもの成長があったということ』でした。
『だからこそ、自分の子どもだけでなく、接する子どもたちすべての成長に何か力になれる生き方をしていきたいね・・・』と語り合いました。
すてきな映画です。映画を観られた方は、語らいをぜひ。
(Konishi)